家族経営 | アットホームの落とし穴
アットホームな雰囲気
和気あいあい
などと謳っている家族経営の会社を見たことある人も多いはず。
確かに気心の知れた仲間同士楽しく仕事できるなら一番良いがそうはならないのが現実だ。
コミュニケーションという名の免罪符片手にプライベートなことを根掘り葉掘り聞いてきてくることに抵抗がない。
また、会社内でも自分の家と変わらないので仕事とプライベートが混ざってしまっており、正気を疑うような幼稚な癇癪を起こすことに恥ずかしさすらないように思う。
まるで子供が保母さんにただをこねるようにわめき散らすその姿を見て可哀想に思うと共に、これが自分の会社のトップかと嘆きたくなる思いだ。
狭い世界に閉じ籠って生きていたせいか、それが世間の当たり前でありそうするのが絶対に正しいと思い込んでいる。
これは田舎の家族経営に多く、昔からの付き合いのあるお客さんと家族の中だけに通用する常識をさも世間の常識であるかのように語るその姿はなんと憐れなことか。
一歩、その範囲から出ようもんなら一時かからず狂ってしまうのではないかと想像するに容易い。
この人の人生は退化の一途を辿るばかりである。